石川県野々市の「市民放射能測定所オルカナ」さんのご好意で、放射能測定器をお借りすることができ、臨時の測定所を開催しました。
期間:2013年4月14日(金)~5月下旬
【測定器について】
・ATOMTEX AT1320A
食品放射能(セシウム)スクリーニングシステム
2.5“×2.5”NaI(TI)検出器使用
【測定結果を見る際の注意点】
・測定結果はあくまで参考値としてご理解ください。
・検体によって長時間の測定が必要な場合があります。
●「ピーク」スペクトルの山が有意であるかどうか判定します。
P:ピーク検出
M:同一ピークに複数核種が存在する可能性があります。
空欄:ピーク不検出
Cs134がCs137より大きい場合、有意なデータではないと考えられます
●AT1320Aの測定では、ヨウ素131とセシウム134の数値に、ウラン系列の影響があります。
●天然核種の鉛214、ビスマス214は、親核種ラジウム226が約1600年、ラドン222が約3.8日の半減期で、土中のウラン系列の濃度が高い場合、ラジウム226、ラドン222があり、娘核種の鉛214やビスマス214が常に生成され続ける可能性があります。
●また放射線は一定して出ていないため、測定値には誤差が存在します。